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よろぴく


by suac-futsal-10
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天国と地獄 ~バーレーン戦~

先ほど日本対バーレーン戦が終わり、なんとか日本が勝ち点を取った。これで、勝ち点6として、Bグループ2位の位置につけた。12人目の日本の選手に感謝しなくちゃならないね。形はどうであり、とにかく勝つことが大事だっただけに、まずは1つの壁を越えたと言えるだろう。この後、日本はアウェー2戦とホーム1戦。Bグループの強敵イランとバーレーンはホーム2戦とアウェー1戦。どうみても日本の方が不利である。今後アウェーを戦ううえで、今日の試合内容では正直きついところがあるよ。何かしらの対策、チーム改革が必要だね。日本は相手の流れに乗ってしまう癖と、悪い意味で自分たちのペースを崩さない癖がある。今日の試合を見てもわかるけど、自分たちのボールになった時、速攻ということが出来ていない。その結果、相手のDFに戻る時間を与えてしまっているのだ。DFが戻った相手を崩すのは容易ではなく、今の日本の力では相当な格下でない限りそれは無理。 チャンスを生かせないようでは、今後のアウェーを戦う上で相当苦戦するだろうね。
今日の試合を各選手で見ていくと、中村がボールを持ったとき、周りを見渡すシーンが多く見られた。これはチームのリズムがうまく噛み合っていないということ。司令塔がこんな調子じゃ、流れの中で得点するシーンなんて見ることができないよ。DF3人はよくやっていたと思う。数々のカウンター攻撃に対処できていたんじゃないかな。もし僕がバーレーンの監督だったら、今日はDFに封じ込まれたと言うだろうね。あと、問題と言われているサイド。今日の内容に関して言えば、全体を通して平均点と言える。クロスの精度が問題視されているけど、中に選手がいなければ迷うのはあたりまえ。もっとサイドにボールが流れたときはFW以上にMFも意識してポジショニングしないとダメだよ。カウンターに備えているのは分かるけど、ノーリスクで点を取ろうなんて考え方があまい。イラン戦では福西が飛び込んでいって点が取れたけど、今日はその福西もあまり上がることはなかった。その辺が相手に合わせちゃってると言えるんじゃないかな。
相手のオウンゴールでなんとか勝ったけど、はっきり言って今日の試合、勝ったとは言えない内容だ。ホームで、しかもベストに近い布陣で望んだにも関わらず、オウンゴールのみということに正直不安が隠せない。ジーコの首がかかった試合のようだったけど、協会もこれでジーコに任せられるとは思ってはいないと思う。オウンゴールがジーコの首の皮をつないだ感じになったけど、このままジーコの思っているスタイルが出ないようなら早めの決断も協会には必要なんじゃないかな。 初戦といい今回といい、プレッシャーの中でセットプレーやラッキーでしか点をとれないようなら、たとえドイツワールドカップに出場できたとしても、前回ワールドカップの成績を上回ることが出来ないと思うね。それだけの力が日本にはあると感じるだけに、非常に悔やまれる今回の内容だったことは確かだよ。
by suac-futsal-10 | 2005-03-30 23:58 | サッカー論議