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by suac-futsal-10
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カテゴリ:短編小説王国( 7 )

短編小説 -序幕-

現在、メディアの嵐にのまれ世の中すべてがデジタル化してきてるのだ
そんな中、重い腰を上げた一人の戦士!
「クマイコビッチ!」
彼により娯楽小説は復活の兆しを見せ、今まさに復活しようとしているのであった。

イメージソング 「セプテンバー -追伸;元気です俊平-」  
 あいつがいつも言ってた匂いってオレのことだったのかい
 気づいたのはセプテンバー   ムレた足~
 君の心はオクトパス   さぁ立ち上がれ 匂いどもよ
 乾いた空  厚いダウン  白い世界
 冬はもうすぐ僕の足に襲いかかる
 君に向けた想い それが匂いと気づくまで
 僕はキミが好きなのさ
 
 あ~足っくせ あ~足っくせ
 勘違いしないでね アシックスじゃないのだから
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by suac-futsal-10 | 2007-12-28 18:17 | 短編小説王国

コンベニ

「明日はオレの人生の第1歩だ」と、よしおは気合を入れた。
町外れではあるが、明日コンベニを1店開くのだ。子供の頃からの夢であったし、父の願いでもあった。明日はその父も見に来るという。 準備も着々と進み、昼になったころ、1台の黒いベンツが店の前に止まった。中からは黒いサングラスに赤いスーツ、キラキラのマントを羽織った男が出てきた。なにやら車の中にいるもう1人の男と小声で話しているようだ。突然、その大男はスキップしてこっちへ来た。
「なんなんですか?」
と、恐る恐る尋ねてみると、背中から黒いスーツケースを取り出し
「これを明日の朝あけてみるといい!!」
と、急な奇声で叫び、手渡してきた。その男はよしおの目をみるやいなや急な光速パンチでおもいっきり腹部へとパンチをかましてきた。パンチというより、むしろキックだった。  痛がってるよしおを見て
「明日の朝はもっと痛いよ」
と、ニッコリ微笑んで、バイバイを繰り返しながら立ち去っていった。よしおは痛みに耐えながら深く考え込んでしまった。
「これはオレに対する嫌がらせか・・・、オレがコンベニを経営するのを邪魔しようというのか・・・」
たしかにこの辺りでコンベニに手を出すやつなど1人もいない。みんな、こんなおそろしい職をするくらいなら、まだ農夫のほうがマシだと思っている。それだけ難しい職業なのである。仕事後にみそ汁を作ろうと思っても、「今日はインスタントでいいや」と、思ってしまうほど、肉体的にも精神的にも辛い仕事なのだ。 でも、あえてよしおがこんなにも辛い職に手を出すのには理由があった。よしおには1人の娘がいる。まだ毛も生え揃ってないくらいの年だ。そしてよしおには愛する妻がいる。もう胸毛まで生えてきているぐらいの年だ。そんな2人を養っていくには前の職ではとうてい困難であった。  コンベニは意外と高給でアパート付き。こんな好条件を逃す手はないと考え、すぐに契約したのだった。だが、こんな目に合うとまでは思ってもみなかった。
そして、なんやかんやで腹部の痛みと戦っているうちに夜が明けた。ニワトリの鳴き声とともに娘が起き、娘の泣き声とともに妻が起きてきた。スーツケースはまだ眠っている。 朝食後にスーツケースを起そうとよしおは考えていた。今のよしおは何もかもが恐くてたまらなかった。もちろん娘と妻はまだこのことを知らない。
食事を取り終え、妻がスーツケースに近づくと急に激しい雨と雷が鳴り始めた。2匹いるニワトリのうち1匹が雷に打たれて死んでしまった。もう1匹は急に「あかん!!時間や!」と、叫び始めた。
「不吉だっ!!」と、思ったよしおはスーツケースを取りにいった。
「うわぁぁあぁぁぁぁ・・・ぁ・・ぁ!!!!」
遠くでよしおの叫び声を聞いた妻が急いでよしおの様子を見に行くと、よしおは・・・。

「こらっ!!まさお! 勉強しなさい!」
「ハァーイ、ママ」


THE END
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by suac-futsal-10 | 2005-06-30 01:21 | 短編小説王国
【まえがき】
本能で書いた作品。作品と呼べるかどうかも疑問。独特の感じ満々なんじゃ!もしこれをどっかのプロデゥーサーが見てたら、是非ドラマにてくれ、てもいいよ。実はすごく奥深い内容だから、おバカさんにはわからないよ

「まれにないカップル」


ある日、ワシがこの世を創造したと言い張る1人のお爺さんが現れた。
突然のことだった。それから何週間も僕のボロアパートに居つづけた。ある日曜の朝、ふと目が覚めると、おじいさんは日の射し込んだ窓から晴々とした空を眺めて、なにやらボーっとしていた。
「実はワシにはやり残したことがいっぱいあるんじゃ!!」
そうドイツ語で呟くと、僕に殴りかかってきた。痛かった。僕は昨日、鈴木先生に習ったばかりの必殺技、「ラ王神髄拳」を使って、おじいさんを丸こげにした。殺すつもりはなかったけど、急なことでビックリしたので、パワーを抑えるのを忘れてしまったのだった。次の日、警察が僕の家に来た。僕は警察が大嫌いだったので、質問にはなに1つ答えなかった。だからかどうかわからないけど、逮捕された。手錠をはめられパトカーに乗せられると、警官はおもむろにパンチしてきた。痛かった。僕はムカついたので、1週間前にキム先生に習ったばかりの必殺技、「殺戮波」で警官を丸こげにした。 なんてこった・・・・僕はそう思った。  急じゃないけどビックリした僕はパワーを抑えるのを忘れていたのだった。
しかし、警官は死んでも、パトカーは止まることなく走り続けた。死んだ警官の足がアクセルを踏みっぱなしになっていたからである。 どうしようと思ったけど、やむおえず先月セル塩先生に習った、「投波斬」で足を輪切りにし、パトカーを止めた。とりあえずパトカーから降りた。辺りを見渡すと隣町の果てまで来ていたのだった。なんてこった・・・、僕は思った。手錠をしたまま町中を歩いたら人目についてはずかしい。僕は思った。どうしよう・・・と。考えていてもしょうがないので、何年か前に習ったリュウ先生の必殺技、「皆焼弾」で、僕を見た人を次々と殺していった。しょーがなかった。だって・・僕を見るから・・・。
そんなこんなで8時間後、やっと家についた。疲れがどっと出た。すると、
「おかえりなさぁ~い」
と、台所の方から声がした。
「あれ?誰かな??」
と思い、行ってみると、僕の7番目の彼女だった。彼女は僕を見るやいなや、僕の胸に飛び込んできた。
「どうして昨日電話くれなかったの?」
彼女は子狐のような声で呟いた。
「ご・・ごめん・・・・」
僕はそう言うと彼女をギュっと抱きしめた。僕は彼女の首もとに女らしさを感じ、おもわず彼女の耳元を唾液で濡らしてしまった。彼女は何も言わず、ただされるがままになっていた。ふと我に返り、自分のしたことを恥ずかしく思っていると、彼女はそっと僕から離れ、冷たい顔をして家を出て行ってしまったのだった。それからというもの、彼女との連絡も一切途切れた。僕はやりきれなくなり、何年か前に自己流であみだした必殺技、「自爆臨海功」で自ら丸こげになって死んだ。僕が死んだのを知った警察は彼女を犯人だと思い、彼女を探した。
しかし、そのとき彼女は僕が殺してしまった人々を自らの必殺技、「帰生神応術」で次々と生き返らせていたのである。僕以外はみんな生き返った。
こうして、悪魔と天使のまたとない恋愛も終わってしまったのである・・・。
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by suac-futsal-10 | 2005-04-15 01:38 | 短編小説王国

ちょっと休憩して・・・

エッセイ

◆自販機の「つぶやき」◆
自動販売機と聞いて、どんな種類を思い浮かべるだろうか。飲料、タバコ、お菓子、新聞…種類は色々ある。私は彼らを愛情こめて「自販機」と呼ぼう。
ある街で、私は数多くの自販機たちと出会った。なかでも、飲料の自販機はどこへ行っても顔をあわすことができた。普段、自販機というものの存在を意識することはないかもしれないが、この街で改めて意識し始めると、一言で自販機といってもそれぞれが全く異なる個体であることに気付かされる。そこで、それぞれ違った場所で、違った生き方を送る彼らは、一体どんなキモチでその場にたたずんでいるんだろうかと、ふと考えさせられた。
自販機はその役割や存在感から、新しくつくられてゆく街ではあまり姿を目にすることはない。街の在り方が変わってゆくことで、彼らの住処も変わってきているのだ。しかし、既に私たちの日常に存在する自販機たちは、普段は意識されていないけれど、いつの間にかいて当たり前の存在となっている。当たり前になっているからこそ、見えなくなってしまうものは多く、なくなって初めてその存在感の大きさというものに気付かされることもある。なくなってからではなく、手の届く場所にあるうちに、あなたの街にたたずむ彼らに改めて目を向けて欲しいと願う。
自動販売機だけではなく、それはすべてに対して言えることなのだが・・・、それはまた・・別のお話・・・。(ドラマ「王様のレストラン」風な締め方しちゃったぁ テヘ)
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by suac-futsal-10 | 2005-01-29 16:14 | 短編小説王国

彼女

彼女はこう言った。
「私になんなりとお申し付けくださいませ。なんでも聞いて差し上げます」
彼女の名前はHG-15000。大手N企業の注目商品である。顔の形はどことなくロボットっぽいのだが、すらっとしていて美人であり、ロボットぽさなんてどうでもいいと感じるくらい良く出来ている。一番の機能として、命令すればなんでも言うことを聞いてくれるのだ。一人暮らしの僕にとってはうってつけの商品であった。掃除、洗濯、買い物、なんでもやってくれるから便利だ。ある日、僕が高熱で寝込んでいると、言ってもいないのに薬を用意してくれた。こんな機能は初めてだった。そして彼女はこう言った。
「長年ご主人様のもとにいると、ご主人様の思うことが理解できるよう設定してあります」
説明書にはこのような機能は書いてなかったのだが、これは企業のサービスだと思い、また悪くなかったので彼女にすべてを任せることにした。喉が渇いた時にお茶を出してくれ、お腹が空いたら御粥を作ってくれた。とてもいい気分だ。僕の思ってることがすべて彼女に伝わる。まるで新婚みたいだった。おかげで僕の熱も半日で回復し、次の日の重要な会議にも出席できた。彼女がいなければ不可能なことだった。僕は彼女になにかお礼をしようと仕事の帰りに花を買い、一目散に彼女のいる僕の家に向かった。
「受け取れません・・・」
彼女は言った。
「なぜだい?キミがいなければ僕は会社に行けず、会議にも出れなかった。さぁ受け取ってくれ」
「・・・ご主人様が元気になられただけで充分ですわ」
彼女は一向に花を受け取ってくれない。
「こんなに花を渡したいのに僕の気持ちを察してくれよ」
僕は言った。
「だって本当は花なんてあげようと思ってないんですもの」
「そんなことはない!これは僕の気持ちだ!」
花を受け取らない彼女に対して僕は腹が立ってきた。
「じゃあなにかい?僕は今どんな気持ちだと思うんだ?」
「・・・」
彼女は涙らしきものを目から流した。
「なぜ泣くんだい?」
僕の気持ちを理解したかのような目で彼女はこういった。
「だってご主人様はもう私のことを必要じゃないと思ってらっしゃる。ロボットではない人間の彼女が欲しいと思ってるんですもの」
そういって彼女は自ら電源を切り、それ以後動くことはなかった。
後に分かったことだが、これはN企業の意図だという。永久に使われては商売にならないということからこういったとんでもない機能をつけたのだという。
しかし、動かない彼女の目からは未だにオイルらしきものが流れていた。これはN企業にも解明できないらしい。
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by suac-futsal-10 | 2004-12-29 01:20 | 短編小説王国
真智子

真智子が振り返ったときにはもう誰もそこにはいなかった。最近仕事で忙しかったからきっと疲れているのだろうと思い、気にせず帰路をたどった。ちょっとするとまた後ろに人の気配を感じ恐る恐る振り返るが、しかし誰もいない。真智子は恐くなり早足で歩き始めた。その間、自分が追われるような心当たりのある人を考えてみた。
「そういえば、お昼に部長にお茶をこぼしちゃったっけ。それで部長怒っているのかしら。それとも鈴木課長のお誘いを断ったのを根にもっているのかしら。」
真智子は今日起こった出来事を思い返してみた。
「でも、あの部長や課長は確かに性格良くないけど、こんな陰険なことをする人じゃないし…」
真智子は走った。
相手の見当がつかなくなると余計に恐くなったからである。家まであと少しの所まで来ると急に気配が消えた。しかしそれが逆に怖さを増幅させた。
「まったく、何なのかしら!なぜこんな真似するのよ!いやんなちゃうわ!」
怒りながらもとりあえず正気を取り戻し部屋へはいり電気を付けるとそこには見たことのあるような顔立ちと服装をした一人の女がいたのである。
「遅かったわねぇ。お仕事ご苦労様。今日は色々たいへんだったでしょ 」
女は真智子を見ると、いかにも前からの友達であったかのように笑顔で話しかけてきたのである。
「あんた誰!?人の家でなにやってんのよ!」
真智子は女を睨みつけるようにして言った。
「あなたの帰りを待っていたのよ。別にそんなに怒らなくてもいいじゃない。私たち一心同体みたいなもんなのだから」
そして、女は冷静に語り出した。
「いい、今から私があなたで、あなたが私なの。ここに私が住むから、あなたは私の家・・ってもまぁ同じようなもんなんだけど、そこに住むの。わかったかしら?」
真智子は分けがわからず返す言葉も見つからなかった。
「な、なに言ってんのよ!出てきなさいよ!警察よぶわよ」
「だから、別に部屋をくれって言ってるわけじゃないじゃない。ただ交換よ、交換 」
真智子はますます意味が分からなくなり、力ずくで追い出そうとしたその時、
ピンポーン・・・
突然玄関のベルが鳴り、回を重ねるごとにベルが激しく鳴った。
ピンポーン…ピンポーンピンポーンピンポーン・・・
「真智子!居るんでしょ!?早く開けて!」
外からの声はまたも真智子の知らない声であり、真智子は開けることに戸惑った。
ガンっ! ガンっ!
無理矢理ドアを抉じ開けようと消火器らしきもので外から必死でたたいている。
真智子は恐ろしくなり警察に連絡を取ろうと電話をかけようとしたが、なんと電話線が抜かれ切られていたのである。女の仕業だった。
「何すんのよ!あんたも殺されるかもしれないのよ!」
「ふふ、大丈夫よ。誰も死なない、むしろ最初から存在しなくなるのだから心配しないで」
女はそう言うと腕の時計みたいなものを真智子の額にくっ付けた。
ガシャァァァァン!!!!
ドアが壊された。
「はぁはぁ、大丈夫、真智子!」
「ふふ、遅かったわね真智子。私は大丈夫よ」
「あ!」
ドアから入ってきたもう一人の真智子はフッとその場から消えた。
「どうやら成功のようね。過去を変えると未来も変わってしまうなんて絵本のなかの話だけかと思ってたわ。今日の為に一体何人の私が動いたことか…」
真智子はそう言うと何事も無かったかのように今の真智子を演じるのであった。
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by suac-futsal-10 | 2004-12-21 01:28 | 短編小説王国
生き違い


「はぁ・・・今日も居残り練習かぁ ・・・」
「おいっ!・・・おいって!気付よ拓郎っ!」
「 ・・・ 誰、おまえ?」
「ま、まさか忘れたのか俺のこと! 悲しいぜ、昔はあんなにテッ君、テッ君って俺を呼んでくれたのによぅ 」
「はっ?何言ってんのおまえ。つーかテッ君て誰だよ、今俺忙しいんだから向こう行ってくんねー 」
「ははぁーん、分かったぞ。ゴメンゴメン、僕が呼び捨てにしたから怒ってんだ。ゴメンよ、マサミチ! 」
「マサミチ?名前ちがってんじゃんよ!しかもまた呼び捨てじゃねーか!おまえバカか?いいからどっか行けよ! 」
「ワハハハ、冗談冗談!昔から変わってないな、そういう怒りっぽい性格がさ。どうよ最近?元気でやってる? 」
「 ・・・。」
「なぁ?」
「 ・・・。」
「 ・・・ 」
「 ・・・。」
「 ・・ ぷっ!・・・出たぁ! 拓郎の18番、秘技『黙秘選手拳っ!』。 やるなオメー、またしてもオイラの負けだよぉ  でさぁ・・ 」

「あっ、おい慎吾っ!何やってんだそんなとこで。早くボールもってこいよ! 」
「お、おう、わりぃわりぃ今持ってくわ 」
「まったく、オセーから帰ったと思ったじゃねーかよバカ」
「だから謝ってんだろ。帰りポテトおごるから許せ!ほら早く行こーぜー」
「 ・・・、マジで忘れちまったのかなぁ・・・ まぁ違う卵巣にたどりついちまったら大概みんな忘れちまうんだな・・これで4人目かぁ、昔は同じ精巣の仲だったのに・・・」
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by suac-futsal-10 | 2004-12-21 01:21 | 短編小説王国